読者の海外風俗体験記

第179回  「楽しさ半分、空しさ半分、チェンマイ置屋リポート」by TAKATAKA

5月に初めて、チェンマイへ行ってきました。

「美人の産地」へ胸も股間も膨 らませての一人旅でした。

ホテルへチェックインしたわずか5分後、タクシーを拾って噂の置屋へ。英語が 分かる40歳の運転手は「オーケー!レディ ーハウス」と満面の笑みを浮かべて車を走らせました。チェンマイに限らず、タ イでは「レディーハウス」と言えば、置屋 に連れてってくれます。それでもだめならタイ語の「ソン」と言ってみましょ う。ま、タイ語の発音は難しいので、なかな か通じませんけど。

最初はタクシーではなく、タイらしくトュクトュクにしよ うと思ったのですが、途中、大雨が振りだし た時は、タクシーにして良かったと思いました。トュクトュクのほろだけの座席 ではびしょ濡れは必至でした。なにせ正真 正銘のどしゃ降りで、小道は完全に川と化すほどでした。雨季のタイで、特に夕 方トュクトュクに乗る時は、天気と相談し てからの方が賢明です。

午後6時ごろ、定番のチッカムへ到着。「うわ~普通の家じゃねえか、これ」が 第一印象でした。チッカムの写真を見てもらうと分かりますが、こんな民家風の ところがほとんどです。場所も幅5メートル程の砂利道を奥へ入ったところにあ って分かりづらい。自力で行くのは、よっぽど時間がある人以外は勧められませ ん。チッカムへの詳しい道順は一部のホームページ、ガイドブック「タイ夜の歩 き方」などで紹介されているので省略します。屋根のひさしの下に赤と白で縦の ストライプがあるので、ちょっとした目印になるかもしれません(写真参照)。

中に入ると、40歳位のママがいて、間もなくカラフルなイブニングドレスを着た 10代半ばから20代前半の女の子が横に8 人並びました。 ホームページで確認した通りの展開に感動を覚えつつも、気に 入った子がいなかったのでパス。実はこの 後、3日間にわたり、同じ運転手のガイドで置屋巡りをして毎日欠かさず一人ず つ買ったのですが、なんというか、楽しさ 半分空しさ半分といったところでした。

このホームページを見た人の中には「お お、お前もか」と共感してくれる人もいる かもしれません。 中には奇麗な子もいたのですが、置屋の女の子にはやっぱ り、すれている子も多く、ほとんどがタイ語し か理解できないこともあって、「毎晩がパラダイス」とは程遠い状況でした。た いてい午後2時か3時ごろ置屋へ行って女の 子を選び、夜8時ごろホテルの部屋に来させるパターンを続けたのですが、本気 のペロペロキスで逆に自分が犯られている ような錯覚さえした本気女がいるかと思えば、部屋に入った瞬間からふてくされ ていて、やろうとしてもやらせない美人も いました。ひとつエピソードを披露します。

身長165センチ程でスタイル良しの彼女は、中国系で名前を「ヨウ」と言いまし た。ヨウは物静かで「シャワーを浴びてき て」だとか、こちらの言うことは素直に聞いてくれたのですが、どこか冷めた雰 囲気でベッドの上でも燃えませんでした。 それでも色白でスタイルが良いので、胸、尻、あそこと適当にもて遊んで楽しん でいたのですが、いざ挿入しても「発射」 までたどり付けないのです。

「この冷めた表情じゃあ、いけないよなあ」と腰を ふりながら思いました。ただ、無口で、 時々憂いのまじった微笑みを浮かべるヨウに、どこか魅かれるものはありまし た。 朝まで結局、発射なしだったのですが、 ヨウがシャワーを浴びて帰った後も彼女のことが気にかかり、夕方ナイトバザー ルを一人で歩きながら「今晩もう一度彼女 を呼ぼうかな」などと考えていると、前からでかい白人に連れられたスタイル抜 群の女がやって来ます。ジーンズに包まれ た長い脚、肩にかかるウエーブヘアー。

「あっ」と思うと、それはヨウでした。 向こうも気付いて、あの憂いのまじった笑顔で横を通り過ぎていきました。「あ ~あ、別の男に先に買われちゃったなあ」と何だか空しくなり、僕が昨日の夜、 抱いたのは売春婦だったと思い知らされました。その晩は別の女を呼んで、ヨウ があの恰幅のいいハゲた白人に犯られるところを想像して発射しました。

さて、僕が回った置屋の名前を紹介します。どこが良い悪いとは申しません。ど こもロングで2000バーツほど。中には 「バージン1万バーツ、ノーコンドームOK」と処女を売り込んでくる店もありま した。日本人がタクシーやトュクトュクで 行った場合、運転手のマージンを含めて、たいていロング3000バーツと吹っかけ られますが、たとえ女の子を選んだ後で も「負けてくれなきゃ、いらない」といって店を出ていくぐらいの覚悟でディス カウントしましょう。

・チッカム ・スカーディオン ・ノンチャップ ・ケーシー

チェンマイの置屋に行く時は、上記4件の名前を運転手に言ったらどうでしょう か。有名なチッカムはともかく、「どこで 店の名前を聞いたんだ」と感心されるかもしれません。 置屋での女の子の選び 方ですが、ちょっとしたコツを教えます。置 屋に入ると目の前に女の子が横に一列に並びますが、一番人気がある子は必ず右 端に立ちます。それも一番遅く登場しま す。つまり一番人気がある子は「女王様」で、最後にお出ましという訳です。こ の女王様が右端で、左にいくに従って人気 がなくなります。

これは不思議なことにすべての置屋がそうでした。まあ、置屋 の世界に生きる女の不文律みたいなもんな んでしょう。 ただし、人気のある美人はプライドが高く、わがままが多いのは 万国共通。ここは敢えて、迷うふりしてナン バーツーを選ぶのも手かもしれません。

あと、こちらと決して目を合わせようと しない子を選んではいけません。マッサー ジパーラーと同じで、「金貰っても、あんたとはしたくない」と言われてるよう なものですから。

逆に「わたしを選んで」 とアイコンタクトを取ってくる女の子はサービスが期待できるようです。

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